プロフィール

糸賀修平

島根県仁多郡奥出雲町出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第10期修了。

2010年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修生としてイタリア・フィレンツェに留学。201212月より(財)ローム・ミュージック・ファンデーションの音楽在外研究生としてドイツ・ベルリンに留学。20147月、イタリア・クーネオにて第1回エンツォ・ソルデッロ国際コンクールで入賞し、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」よりアルマヴィーヴァ伯爵役を獲得。クーネオにてCultura del Mondo festivalにて同役を演じた。

帰国後は二期会「ダナエの愛」(指揮:準・メルクル、演出:深作健太)メルクール役で二期会オペラデビュー。その後20161月、ロームシアター京都の杮落とし公演「フィデリオ」ヤッキーノ役で出演(指揮、下野竜也、演出、三浦基)あいちトリエンナーレ「魔笛」(指揮:ガエタノ・デスピノーサ、演出:勅使川原三郎、愛知芸術劇場、学校公演)タミーノ役、チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団定期公演「蝶々夫人」ゴロー役、東京二期会「こうもり」(指揮: 哲朗、演出:アンドレアス・ホモキ)アルフレード役等がある。その他、新国立劇場オペラパレスでは、「フィガロの結婚」「ファルスタッフ」「死の都」「サロメ」「蝶々夫人」「ウェルテル」など、数多くの作品に出演。中でも2012/2013年の同劇場オープニング作品、ブリテン作曲「ピーター・グライムズ」では、急遽カヴァーキャストからボブ・ボウルズ役の代役を務め、絶賛を博す。その他、同劇場にて数多くのカヴァーも務めている。

コンサートのソリストとしても活躍。第33回、国技館5000人の第九テノールソリスト2017-2018サントリーホールジルベスターコンサート、2018年東京・春・音楽祭、いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭2018に出演。仙台フィルハーモニー管弦楽団「青少年のための音楽鑑賞教室」文化庁巡回公演、2019年には仙台フィルハーモニー管弦楽団、仙台駅「杜の都コンサート」に出演。

近年では「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」「トゥーランドット」(指揮:大野和士、演出:アレックス・オリエ)、ポン役、藤原歌劇団「ランスへの旅」(指揮:園田隆一郎、演出:松本重孝)騎士ベルフィオーレ役、仙台フィルハーモニー管弦楽団「青少年のための音楽鑑賞教室」文化庁巡回公演などがある。

 

地域創造公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)登録アーティスト。東京藝術大学大学院オペラ専攻非常勤講師。二期会会員。